黒沢です。
ブログアフィリエイトで稼ぐためには、SEO対策のことを知っていたほうが有利に進められます。
一般的に大きな誤解があるのですが、SEO対策とは、あるキーワードで上位表示させることではありません。
上位表示させてもあなたのブログにアクセスが集まらないと意味がないですし、アクセスがあったとしても成約(物やサービスの販売)につながらないと、SEO対策に費やした時間は、まったく無駄になります。
SEO対策を任意のキーワードで所有しているブログを上位表示させること、として理解するのではなく、その先にある「あなたの目的」に目を向ける必要があるのです。
あなたが所有しているブログにSEO対策を施したい「本当の目的」は何ですか?
コンバージョン(成約率)を増やしたいのか、商品を認知してもらいたいのか、お問い合わせ件数を増やしたいのか、はっきりさせることです。
目的をはっきりさせることで、SEO対策がより有効に活用できます。
たとえば、SEO対策の目的として、検索エンジンからの見込み客の流入が念頭にあるなら、べつにSEO対策を施さずとも、リスティング広告を利用しても良いわけですから。
リスティング広告を利用すれば、費用はかかりますが、すぐに上位表示させることができます。
目的によっては、SEOに固執する必要はありません。目的をはっきりさせて、その目的を達成するための方策を柔軟に考えるべきなのです。
前置き長くなりましたが、本題に入ります。
初心者の方ができるSEO対策とは?
初心者の方が目指すべきSEO対策とは、大きくわけて3つあります。
① キーワード選び
② 内部施策
③ 外部施策
この中でもキーワード選びは非常に重要です。なぜなら、キーワード選びを間違えると、見込み客は集まらないからです。
では、この3つの施策の概要をお話します。
施策① キーワード選び
キーワード選びで大切なのは、ライバルが少なく、見込み客が実際に検索しているキーワードなのかどうかということです。
作ったばかりのブログの場合、ライバルのたくさんいる競合キーワードで上位表示を目指そうとしても無理だと思ってください。時間の無駄です。
ライバルたちはお金や時間をかけてビッグキーワードで上位表示させているのです。勝負を挑んでも勝ち目はありません。勝てる土俵で勝負すべきです。
そして、狙うキーワードは、見込み客が検索するキーワードでなければなりません。
誰も検索しないキーワードであなたのサイトを上位表示させても、誰もあなたのブログには訪問してくれません。誰も検索しないのですから。
たとえば、あるダイエット食品の紹介記事を書くとします。
そのダイエット食品を購入したいのは、どのような方ですか?
その方たちが購入したいダイエット食品を検索するときに、使用するキーワドは、どのようなキーワードですか?
ダイエット食品なら、ダイエットしたい人が検索するキーワードで記事のタイトルをつける必要があります。
痩せている人がその記事に集まっても、ダイエット食品を購入しようとはしないでしょう。
キーワード選びで大切なことは、
・ライバルの少ないキーワードであること
・見込み客が実際に検索しているキーワードであること
この2つです。
この2つの条件にあてはまるキーワードを選ぶには、見込み客が検索するキーワードを探して、それからライバルチェックを行うと効率的です。
あなたはどのような見込み客にブログを訪問してもらいたいと考えていますか?
どのような人なら、あなたのブログに訪問して、物やサービスを購入してくれると思いますか?
まずは、ここをしっかりと考えてください。顧客目線でキーワードを考えます。
そのほか、あなたのブログで扱っている物やサービスの紹介文を読んで、キーワードを見つけることも可能です。
とくに商品を紹介しているランディングページ(商品を紹介している1カラムのページ)には、キーワードがたくさんあります。
そういうところからキーワードをできるだけたくさん抜き出してください。
このキーワードでは検索されないだろうなと思わずに、できるだけ抜き出すことです。
キーワード候補が集まれば、それらのキーワードが実際に検索されているのか調べます。
施策② 内部施策
ブログを作るときは、Googleにもユーザーにも優しいブログ作りを心がけることが、内部施策になります。
Googleは、WEBサイトをページ単位で評価します。それぞれのページに何について書かれているのか、Googleに伝える必要があります。
Googleがどこでそれを判断しているかと言いますと、「サイト名」「記事タイトル」「サイトの概要」の3つです。
この3カ所に狙ったキーワードを入れるようにします。この3カ所はユーザーにも、あなたのブログが、どのようなサイトかを伝える大事な場所になります。
Googleのクローラーと呼ばれるプログラムが定期的に世界中のサイトをチェックしています。
クローラーがあなたのブログに来たとき、ひとつひとつの記事をしっかりとチェックしてもらうためには、内部リンクを貼っている必要があります。
内部リンクを貼っていると、リンクを辿ってクローラーがリンク先の記事に行き、チェックしてくれます。
内部リンクというのは、分かりやすく言うと、ページとページとのつなぐことです。
クローラーがリンクをつたってべつの記事に行けるようにしていると同時に、読者の方にも理解を深めてもらうために別の記事を案内しているわけです。
べつの記事を案内して読者の方に読んでもらえると、読者の方の滞在時間が長くなります。
Googleは、訪問者の滞在時間が長いサイトを評価します。
ユーザーのニーズを満たしているサイトだからこそ、ユーザーの滞在時間が長くなる、と判断できますから。
クローラーにひとつひとつの記事をきちんとチェックしてもらわないと、Googleの検索エンジンに記事を登録してくれません。
記事が検索エンジンに登録されないと、せっかく記事を書いても、その記事からは見込み客を集めることができなくなります。
記事タイトルには見込み客がクリックしたくなるようなキーワードの入れ方をして、記事をクリックしてもらい、あなたのサイトに訪問してもらうように仕掛けます。
ひとつひとつの記事が入口だと考えてください。
施策③ 外部施策
ノーベル賞を受賞するような学者の論文は、べつの学者に参照されたり引用されたりします。その回数が多ければ多いほど、論文の価値が高いと言えます。
WEBサイトも同じようなことが言えます。
たとえば、あなたがSEO対策に関するサイトを所有していたとします。
もし、あなたのサイトに価値があるなら、「SEO対策はこちらのサイトで非常に分かりやすくまとめられているので読んでみてください」などと、あなたの所有するブログが、別のブログで紹介されることが多くなるはずです。
このようにあなたのブログを紹介するサイトがどんどん増えてきたら、Googleの評価が高くなります。これが外部施策なのです。
Googleは「人気のあるサイトにはリンクが集中する」と考えています。あなたの所有するブログにリンクが集まると、Googleの評価が高まり、上位表示されやすくなります。
たとえば、リンクされやすい方法として、まとめ記事を書くことがあげられます。
あなたの所有サイトが「ワードプレスのテンプレート」に関するものであれば、「無料で利用できるワードプレスのテンプレート10選」という風なまとめ記事を書くのです。
つまり、ほかのサイト運営者がリンクしたくなるような記事を書いて、自然にリンクしてもらうようにするのです。
以上、基本的な3つの施策を説明しました。