黒沢です。
初心者の方にお勧めしている特化堅ブログの作り方をご紹介します。この流れに従ってブログを作ると、スムーズに作れるでしょう。
ブログを作るときには、ひとつのコンセプトを設定すると作りやすいです。
たとえば、「俳優Aさん」をテーマにしたファンサイト(特化型ブログ)を作るのであれば、「俳優Aさんの魅力を伝えること」などで良いです。
このコンセプトを意識しつつ、これからどのようなブログを作っていけば良いのか考えるわけです。
それでは、具体的に計画を練ってみましょう。
ブログにはしっかりとしたコンセプトを持たせること
特化型ブログを作るときに、コンセプトを明確にすることが大事です。
コンセプトを明確に持つことで、記事ネタを集めやすくなりますし、ブログに1本筋が通ります。
このとき、僕らはブログを作ることを目的としているわけではありません。
最終的には物やサービスを販売するためにブログを作るわけです。ここが本当の目的なのです。
この目的のために、どのようなコンセプトであれば物やサービスが紹介しやすいかを考えます。
どのようなコンセプトが良いかを考えることは、訪問して欲しい見込み客はどのような人たちなのかを考えるのと同じことです。
常にブログに訪問してくれる人たちのことを念頭に置いておきましょう。彼ら彼女らはどのような情報を求めているのか、と。
目的が「歌手AさんのCDを販売する」であれば、コンセプトは「歌手Aさんのデビューから今日までの歌唱力の変遷を伝える」などで良いでしょう。
このように目的とコンセプトをセットで考えましょう。
そして、ブログ運営者であるあなたのプロフィールが重要になります。プロフィールは、ブログを作る根幹になるものだからです。
これから作ろうとしているブログは、
・目的「歌手AさんのCDを販売する」
・コンセプト「歌手Aさんのデビューから今日までの歌唱力の変遷を伝える」
ですよね?
プロフィールが「歌手を目指しているときに、歌手Aさんの歌声に惹かれてAさんを好きになった」というものであれば、AさんのCDの記事を書くときに説得力が出てきます。と同時に親近感も出てくるのです。
「歌手にはなれなかったけれど、このブログではAさんの歌声の魅力を伝えたい」とプロフィールに書かれてあれば、あなたの「とにかくこの作品を聴いてほしい」などという言葉に説得力が増すわけです。
単なるファンによるブログより、専門的知識がありそうな人のブログのほうが記事に説得力が出てきます。
「Aさんを好きな人が言っているから間違いないだろう」
「歌手を目指していたから専門知識があるから信用できそう」
ブログ訪問者にそういう風に思われることによって、あなたが書く記事自体がセールスになるのです。たとえ、たんに紹介しているだけであっても。
「コンセプト」「目的」「プロフィール」は特化型ブログの三位一体なのです。「コンセプト」を方向性のようなものと理解していただいても間違いではないです。
記事を書く
記事を書くときに、最初の30記事くらいはタイトルを先に考えておくと、コンセプトからブレないブログを作ることができます。
よくある失敗例は思い付きで記事を書いていくというものです。
やはり最初の30記事くらいは計画を立ててブログに入稿していくと、統一感が出ます。
記事はひとつひとつがブログを形作るものですから、思いつきで書くよりは、最初から計画を立てて書くべきです。
・コンセプトを実現するためには、どのようなテーマで記事を書くと良いか考えましょう。
・歌手Aさんのファンの方に満足してもらうためには、どのような記事を書けばよいか考えましょう。
・歌手Aさんに関心が少しある方に、どのような記事を書けば満足していただけるか、どのような記事を書けばAさんのファンになっていただけるか考えましょう。
特化型ブログ運営でいちばん大切なことは、訪問者が何を考えているかを考えて、訪問者の求めている情報を提供することです。
「歌手Aさん」に関心のある方なら、歌手Aさんの「略歴」や「お勧め曲一覧」なども必須ですよね。
訪問者が読みたいと思うコンテンツをどんどん作って記事にしていきます。
もちろん、そのとき記事のタイトルには、ブログに訪問してほしい人たちが検索するであろうキーワードを入れておかないと訪問してくれません。
そのために、キーワードをたくさん書き出しましょう。
書きだした後は、もちろん実際に検索されているか確認します。
検索されていないキーワードを記事のタイトルにしても、誰もその記事を見つけれはくれませんから。
記事はコンテンツであると同時に訪問者にとっての入口なのです。
Aさんに関連する(Aさんと結びつく)キーワードで記事を書きましょう。
最初の30記事分のタイトルを考えたら、実際に書いてみましょう。
30記事くらい書くと、ブログの体裁が整います。
その後は、Aさんの新着情報があると、記事を書くというスタンスで良いです。
SEO対策
ブログの形が整いました。アクセスアップのために上位表示を目指します。
すでにアクセスを集めるために記事にキーワードを入れています。キーワードだけではなく、内部施策と外部施策を施しましょう。
内部リンクについて
1つの記事を読んだ読者に別の記事も自然に勧めてみましょう。
「Aさんの詳しい活動歴はこちらです」「Aさんの作品紹介はこちらです」などと、1記事読んでもらったら、べつの記事を読んでもらえるようにします。
次に読者が読みたい記事にリンクすることによって、読んでもらえる可能性を高めます。
関連する記事にリンクするわけです。
Aさんのコンサート情報の記事を読んでいると、僕ならAさんの使用楽器とか気になりますね。
使用楽器の記事を読んでいると、今度は僕ならAさんが影響を受けたアーティストに興味が出てきます。
その影響を受けたアーティストも同じ楽器を使用しているのでしょうか? 気になりますねえ。
このように連鎖的に次から次へと記事を読み継いでもらえるように仕掛けます。
外部リンクについて
ブログを立ち上げて30記事ほど入稿できれば、外部リンクがあると良いですね。
しかし、運営者が思っているほど簡単にはリンクしてもらえないものです。
そういう場合、以前なら無料ブログをたくさん作ってリンクする人が多かったのですが、今なら一例を挙げると、たとえば「まとめサイト」などを利用すると良いです。
「まとめサイト」でAさんのまとめ記事を自分で作って、そのまとめの中にあなたが書いた記事を忍ばせておくというやり方がお勧めです。
自然な形でリンクできますよね?
ただ、まとめが作られた時点でブログに記事が少なければ、不自然に感じられます。
ですので、30記事程度はあった方が良いと思います。
最後に
サイドビジネスとして特化型ブログ作りに参入した方たちは、どうしても短期間でお金を稼ぎたいという気持ちが出てしまいます。
そして、なかなかお金が稼げないとすぐに諦めてしまう傾向にあります。非常にもったいない話です。
もう少し記事を書き続けていけば、アクセスが集まりだし、報酬が発生し出したのにと思うことがよくあります。
成功の秘訣は、関心のあることをテーマにブログ運営を行うことです。
ぜひブログ運営を楽しんでみてください。