黒沢です。
ブログに人を集めるためには、サイトを上位表示させる必要があり、そのためには、SEO対策が必要です。
SEOの意味が「検索エンジン最適化」であることは、多くの方がご存知でしょうが、「検索エンジンって、いったい何だろう?」という方も中にはいると思います。
検索エンジンの仕組みを知ることで、今まで以上にSEOの理解が深まります。
この記事では「ブログを上位表示させるために検索エンジンの仕組みを理解する」ことを目的に、検索エンジンについて解説してみます。
検索エンジンは3種類ある
今現在の主要な検索エンジンは、3つあります。
① Google
② Yahoo!
③ Bing
それぞれ別々の会社が運営しているのですが、Yahoo!はGoogleのシステムを利用しているため、検索結果がGoogleと非常によく似たものになります。
完全に一致するわけではありませんが、ほぼ同じ結果になると考えて差し支えないです。
日本では、この2大検索エンジン(GoogleとYahoo!)の利用率がかなりの割合を占めています。
そのため、SEO対策に関しては、僕らはGoogleに絞って対策を講じればよいことになります。
ここ数年、スマホでの検索が非常に伸びてきており、スマホでの検索を無視するわけにはいかなくなりました。
それどころか、ジャンルや記事の種類によっては、パソコンよりスマホでの検索数が圧倒的に多いものもあります。
「iPhone」と「android」は、両方ともGoogleの検索結果を表示するようになっています。
ただし、「Windows Phone」に限っては、Bingの検索結果が表示されます。
なぜなら、BingはMicrosoftが提供する検索エンジンだからです。
スマホとパソコンでは、Googleの検索結果にほぼ違いがありません。
今後、変更されるかもしれませんが、変更する理由も今のところないように思えます。
Googleの検索エンジンは世界中のサイトを監視している
Googleの検索エンジンは世界中のサイトを監視しています。
クローラーと呼ばれるシステムが24時間年中無休で活動しています。
クローラーは、世界中の無数のサイト(ペラサイトから巨大サイトまで)をリンクをたどって、ひとつひとつのサイトを確認しています。
そして、確認したサイトを「キャッシュ」として保存していきます。
「キャッシュ」とは、検索エンジンが検索結果を表示するために保存するデータのことです。
SEO対策のひとつとして、内部施策があります。
その中のひとつに、内部リンクを張り巡らす対策があるのですが、これは読者に読んでいただいた記事から、その記事と関連するべつの記事へリンクすることで、サイト滞在時間を伸ばす戦略です。
実はそれだけではなく、べつの記事へリンクすることで、Googleのクローラーに別の記事の存在を知らしめる役割もあるのです。
サイト内で内部リンクを張り巡らすことで、クローラーにサイト内を行き来してもらい、Google側にサイト情報を伝えます。
そうすると、クローラーはサイト情報を「キャッシュ」として保存して、検索結果画面に記事が反映されるようになります。
どのようにサイト情報がキャッシュされるのか?
SEO対策で大切なのは、WEBサイトはサイト単位で評価されるだけではなく、記事ごとにも評価されるという考え方です。
クローラーは、集めてきた世界中のサイト情報を分析します。キーワードやページの内容、リンクなどさまざまなことを分析します。そして、クローラーはこれらの情報をデータベース化します。この作業を「インデックス」といいます。
Googleの検索エンジンは、検索窓にキーワードが打ち込まれると、瞬時にそのキーワードに合ったサイトや記事を探し出し、ユーザーの目的にいちばん合うと思われる順に、サイトや記事を検索結果画面に表示します。
つまり、検索結果画面にあなたが所有するブログを表示させるためには、あなたのWEBサイトや記事がインデックスされることが必要なのです。
まとめ
検索エンジンは、日本では2つの検索エンジン(GoogleとYahoo!)がメインとなっていて、Yahoo!はGoogleのシステムを利用しているので、僕らが対策を立てる必要があるのは、Google対策のみです。
Googleのクローラーは世界中のサイトを監視していて、できるだけクローラーにサイトに来てもらい、サイト内を隈なく探索してもらうことが重要です。
なぜなら、Googleの検索結果画面に自社サイトや記事などを反映させるためには、Googleにサイト情報を知ってもらう必要があるからです。
WEBサイトにアクセスを集めようとするのであれば、まずはWEBサイトや記事などをインデックスさせる必要があります。
一般的なサイトなら、その方法として「Google Search Console」にサイト情報を登録することがあげられます。
登録すると、あなたのサイトが Google にどのように認識されているかを確認することができますし、検索結果でのサイトのパフォーマンスを最適化できるようになります。
「Google Search Console」とは、Googleの検索結果でのサイトの状況を監視や管理できる Google の無料サービスです。
一般のサイトであれば「Google Search Console」の登録は、必ずするべきだと僕は考えています。