黒沢です。
ブログにもSEO対策は必要です。
ブログそれ自体にはアクセスを集める装置が付いていないので、見込み客が検索するキーワードを通じて、見込み客にあなたのブログを探してもらう必要があるのです。
たとえば、中小企業が初めて自社WEBサイトを立ち上げて、SEO対策を行おうと思って、SEO対策を施してもらうためにSEO対策業者に依頼すると、かなり高い金額の見積書を見せられたという話はよく聞きます。
結論から言いますと、SEO対策に費用をかけても意味はありません。ましてや、僕らが運営するのは、ブログです。
SEO対策の意味がないのではなく、高額な費用をかけてまで業者さんにお願いする意味はないわけです。
それは一体なぜでしょうか?
SEO対策の究極は、ひとつしかないからです。
今回の記事では、SEO対策の本質をお伝えします。
検索順位を上げるSEO業者など存在しない
お金を払えば検索順位を上げてくれる業者などはいません。その理由は、非常に簡単です。
GoogleやYahoo!がそういう業者のサービスを非常に嫌っているからです。
もし、本当にお金を払って上位表示が可能ならば、検索結果画面に上位表示されているWEBサイトはすべてお金を払っているWEBサイトばかりになり、第1位に表示されているWEBサイトがいちばんお金を払っていることになります。
そうなれば、お金を払える会社ばかりのWEBサイトが上位表示されることになり、そのような検索エンジンは誰も使わなくなります。
お金に関係なく、ネットユーザーが本当に必要としている情報を提供できる検索エンジンでないと、ネットユーザーが利用しなくなるからです。
ネットユーザーが利用しない検索エンジンには、広告主は広告効果が薄れるので広告を出稿したがりません。
そうなれば、Googleのように広告収入が、全体の売上の9割以上を占めている会社は倒産してしまいます。
Googleが評価しているポイントを理解してWEBサイトを作りSEO対策を施せば、個人でも上位表示が可能なのです。
SEO対策業者に頼まなくても、WEBサイトの運営者自らがSEO対策を施せます。
作為的な外部リンクを増やす必要はありませんし、そのようなものにお金を払う必要もないのです。
Googleは検索エンジンの質の向上に命をかけている
Googleの最も恐れていることは、検索エンジンが誰も使わないものになってしまうということです。
Googleのビジネスモデルは、多くの人が利用するプラットフォームを作り、広告収入で利益を得ることです。
プラットフォームとは、あるソフトウェアやハードウェアを動作させるために必要な基盤となるもののことです。
Googleが提供しているツールは、原則無料で利用できます。非常に便利なツールが無料で使えたら、多くの人がそのツールを使いたがりますよね? 便利だし無料だからです。
多くの人が集まる場所に、広告を出稿すると広告効果が高まり、うちの広告も出稿してくれと多くの広告主が殺到します。その結果、儲かるのです。
YouTubeを観たことない方はいないでしょうが、YouTubeも無料で利用できます。
視聴するのも無料ですし、動画をアップするのも無料です。YouTubeに人が集まり、その結果、広告主も集まるわけです。
Googleがやっていることは、ひたすら多くの人たちに喜ばれるツールを作り、どんどん改善して利便性を高めることです。
改善されればされるほど、利便性が高まり、ますます人が集まります。ますます広告主が広告を出稿したがるわけです。
ところが、冒頭でもお話ししましたように、お金で上位表示できるなど、作為的なことができるようになれば、一部の業者たちに検索エンジンを牛耳られます。
だからこそ、Googleは世界中から優秀なエンジニアを高額報酬でかき集めて、提供しているツールの改善を行わせているのです。
すべてはネットユーザーのために。(それが結果的にお金になるからです)
お金で上位表示できるというのは、幻想でしかありません。
検索エンジンの表示順位は簡単に変えられるものではない
Googleは、業者などに意図的に検索エンジンの結果をコントロールされないように常に注意しています。
そのために膨大な費用をかけて対策を立てています。
もし仮に、SEO対策業者が依頼主のWEBサイトを作為的に上位表示させたとしても、Googleはそのことを把握し、すぐにペナルティなどの対策を取ります。
問題のWEBサイトが上位表示しないようにしたり、酷いときは検索エンジンで検索してもWEBサイトがヒットしないようにします。
検索エンジンは、いわばGoogleの商品のようなものです。その商品を弄られたらグーグルは黙ってはいません。
それ相応のお返し(ペナルティ)があると思っていたほうがよいです。
目指すべきなのは王道的なSEO対策です
やはり僕らが目指すべきなのは、王道的なSEO対策です。
王道的なSEO対策とは、Googleの評価基準に照らし合わせて、評価されるWEBサイト作りです。
だからといって、SEO対策は難しいわけではないのです。
SEO対策が難しく感じられるのは、実践した施策とその結果の因果関係が分からないからなのです。
GoogleがあるWEBサイトを評価するときに、評価するための評価ポイントがあることは別の記事でもお伝えしました。
しかし、その評価ポイントは当然ながら公開されていないので、推測して対策を立てる必要があります。
もちろん、推測だけではなく、Google関係者の発言などから情報を仕入れたりします。
Googleの目的は、世界中のありとあらゆるネット上の情報を整理して、ネットユーザーが利用しやすいようにすることです。
Googleは、ネットユーザーの役に立ちたいのです。
であれば、僕らもWEBサイトを作るときは、ネットユーザーの役に立つようなWEBサイトを作るべきです。
① 役に立つ情報があるかどうか?
② 知りたい情報の場所がすぐにわかるか?
役に立つ情報があったとしても、知りたい情報がどこにあるのか分からないようなWEBサイトでは、ネットユーザーの求めには応えられていません。
ですから、「知りたい情報の場所がすぐにわかるか?」も重要なのです。
この2つの観点からWEBサイトを構築すると、SEO対策としては充分です。
どのようなブログでも観やすいものでないと、ユーザーは離れていきます。
SEO対策に費用をかけても意味がありません。それよりネットユーザーのお役に立てるWEBサイトを作ることこそが、本当の意味でのSEO対策になるのです。